未成年の死因1位は自殺! 子どもが幸せな人生を送るために親がすべきこと


こんにちは、聖海です。

コロナ禍に入り、我が国の未成年の死因1位は自殺であるというショッキングな結果が明らかになりました。

今回は子どもが幸せな人生を送るために親はどうしたらよいかというお話です。

 

1 子どもの幸せとは何だろう?

もしあなたに子どもがいるならば、子どもには幸せになって欲しいと願っているのではないかなと思います。

では、子どもにとっての幸せとは何でしょう?

どんな人生を送ったら子どもが幸せになるでしょう?

ここで、「いい大学に入る」「高収入の職に就く」「モテる」「いい人と結婚する」など、具体的な言葉が浮かんできた人はちょっと危険かもしれません。

その理由は、ご自身と子どもの境界線が曖昧になっている可能性があるからです。

あなたが子どものことを思っている気持ちはよくわかりますし、現代社会で生きるための糧としてはその通りかもしれません。

深く学び、高い技術を得て、難しい資格を取り、裕福な暮らしをすることは素晴らしいことです。

しかし、それはあくまでも幸せになる方法の一つであり、幸せそのものではありません。

綺麗事ではなく、そこが心から理解・整理できていない人が幸せになりにくいのだそうです。

例え親であろうと子どもは他人ですよね。

自分自身ではありません。

人間はみんな違いますものね。

親子ですから遺伝子的には共通していますが、感じ方も考え方も全く同じ人はいません。

それが唯一の存在であるということですよね。

 

幸せとは、気持ちです。

幸福感は、感じるものです。

いくら社会的に成功しているように見えても幸せを感じられない人はいっぱいいるようです。

それはあなたが望む子どもの幸せな人生ではないですよね。

きっと幸福感に満ちた心からの笑顔を想像していることと思います。

 

2 幸せを感じる脳に育てる

幸せな気持ちを感じるためにはいくつかの条件が揃わなければいけません。

小説や映画で例えるなら、設定(考え方・体調)、登場人物(環境)、ストーリー展開(出来事)、余白(時間的余裕)というようなイメージです。

その中で親ができることは主に設定の部分です。

生まれた時から繰り返し考えていることはその人の脳内に刻まれ、それが思考回路となって全てに自動的に適用されます。

どんなにいい車(出来事)があっても、道路(思考回路)が幸せに向かっていなければ何度いい車を買っても幸せには辿り着きません。

それに、思考回路は日々の繰り返しで徐々にできていくので、思考回路が幸せに向かっていないことに自分で疑ったり気が付いたりするのは非常に困難で、大人になって壁にぶつかって苦しくなった時に初めて意識するという人が殆どでしょう。

ですから、初めから生育段階で幸せを感じる脳に育ててあげる必要があるのです。