孤独人間の奇跡

先天的にマイノリティ過多の私は

初めからそして常に、他者が正解で、自分は不正解だった

体は個体差があっても

産まれた瞬間の心の純度は他者と同じだと信じたかった

サンタさんなんかよりずっと、信じていたかった

こんなに切り刻まれて傷だらけの体で生きなければならないのだから

せめて心くらいは真っ新な状態で誰にも傷つけられず綺麗に生きたかった

 

まさか、自分がゼロ地点にすらいないだなんて

体も心もゼロ地点すら視界に入らない座標外に放り出されていたなんて

ゼロ地点を見つけるのに私がどれだけ苦労したか

42年……42年かかってやっと、辿り着いた

何重にもなったマイノリティの殻を破り破り

何十億層にもなっているマジョリティをやり過ごして

時に思想にすら騙されながら

 

知ってる?思想と芸術は正反対の軸に位置するのよ

芸術は人間が善悪や正誤を超えた生命としての真理を見るための手段

思想や宗教は人間の思考に介入して勝手な真理を説き伏せるの

心を自由にはしない

実は芸術は道徳であり人の道

個性を表現し、認めること

 

私達は形のない巨大なマジョリティのにいつも振り回されてしまう

まるで呪いや怨念みたいに

怖がってもそんなものは存在しないのに

自分がマイノリティならそれに対応するマジョリティがあるはずだと躍起になって探してみたけど

相手は形すらないのよ

球体になって集合してるけどすぐに散り散りになってまたどこかで集合して

きっと誰かから見れば私も何かの球体の構成員

 

「共感」ってね、他者に賛同することじゃない

「そうだね」じゃなくて「そうなんだね」って言うこと

想いは重ねようとしなくていい

近づこうとした途端、それはもう自分じゃないから愛ではなくなってしまう

私が私の真理だけを見つめながら歩いた先に

重なった点が瞬間でもあれば、それが奇跡なんだよ

 

 

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