虚構人生の始まり

生物として最も大事な栄養を摂り入れるという機能を持たされず生まれた私

生きるために生涯消えることのない傷を体中に負った

 

「命を助けてもらったのだから感謝して生きろ」

「同じ時期にNICUにいた子の中には生きられなかった子もいたのだ」

「助けてもらったたくさんの人にありがたく思いなさい」

そうしつこく言われて育った

 

「どのような体でも構わないから産んで欲しい」と

私がお願いしたわけではないのに……

両親の本能とエゴで生まれ生かされた命ではないのか?

こんな体、今すぐにでも放棄したい

 

幼児期にこんなことを考えている人間はどれだけいるのだろう

 

 

生物としての機能的にも

女性としての外見的にも

誰より最低最悪な体

それでも生きていくしかない

 

最低最悪な人間に生まれたのだから

ここから最高な人間になってやりたい

 

人々に憧れ、羨ましがられるような

この世の全ての幸福を味わってからでないと人生終わって堪るか!

死にたくない!死なない!

 

幼い幼い心が決意した

 

でもこの体ではダメだ

最高な体が欲しい

 

健康な体、美しい美貌、モデルのようなスタイル

これだけ持てば確実に人生が変わることは幼心でもわかっていた

それに金銭的な余裕と学歴があればさらに良いと

 

しかし実際は食事すら命懸けで虚弱で体力がなく

全く思うように体が動いてくれない

それどころか次々に病にかかって入退院の繰り返し

 

 

私は最高な体を構築していくことさえできない

 

最高な体を得られないのなら……そう思わせればいい

 

自分も他人にも「この人は凄いのだ」と

 

 

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